音響外傷による難聴について
Hearing loss due to acoustic trauma
若者の難聴の原因は音響機器の使い過ぎによる音響外傷による難聴が多いんですよね?
でしたらもう少し音響外傷による難聴について教えていただけませんか?
構いませんよ。
まず音響外傷には騒音性難聴と音響性難聴があります。まず騒音性難聴は主に
工場の機械音や工事音などの騒音にさらされることによって起こる難聴のことを指すんですよ。
そして音響性難聴が近年若者にとても増えている音響機器による大音量やライブによる大音量にさらされる
ことによって起こるものです。WHOも世界の12~35歳のおよそ50%11億人の方が
ヘッドホンによる音響性難聴のリスクに晒されていると報告しているんですよ。
参照:
そして外耳から内耳の難聴が伝音難聴と呼ばれていて、内耳から蝸牛神経の
難聴が感音難聴、そして、2つが混合した難聴が混合性難聴と呼ばれるのですよ。
「伝音難聴」は耳垢や中耳炎などといった耳が塞がったときにおこる難聴なんですよ。
伝音難聴は聴覚検査をするとこうなります。
そして「感音難聴」は低音障害型感音難聴などといった音による蝸牛の問題に
よっておこる難聴で、感音難聴は聴覚検査をするとこうなります。
そして混合難聴は高齢者などに起こる聴覚能力の低下によっておこる難聴で、
混合難聴は聴覚検査をするとこうなります。
このように難聴は障害が起きている場所に応じて 年齢層や治療方法が変わってくるんです。
そして音響外傷難聴は1週間以内に治療することが望ましく
早期にステロイド治療(二週間入院)をしなければ治りませんし
慢性的な難聴となってしまうと、治ることは ありません。
そうなんですね。
私はよくイヤホンを使うし今度聴覚検査に行ってみようかな
と思います。
聴覚検査を体験してみた
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